恋をした。
「人に」ではなく、「芸術」に。
正確に言えば、その「ダンス」に。
ダンスの申し子:Sugawara Koharu
出典 http://entitiesgraph.com/762.html
この、寿司を片手にご飯粒を頬につけた女性こそが、今日本が誇る最高のダンサーが一人のSugawara Koharuさん、23歳だ。
そう23歳。まずそこから「はい?」となる方が多いのではないだろうか。
圧倒的な自信とオーラを兼ね備えているせいか画像を見ても動画を見ても23歳とは思えない貫禄ぶりである。
最近は多くのCMにも引っ張りだこなのでご存じの方も多いかもしれない。
スティービー・ワンダーさんと共演したり
出典 http://goo.gl/3IYwxC
auのcm出ちゃったり
出典 https://locari.jp/posts/21451
他にも車だったりNIKEだったりのCMに多く出ている。
まぁ口でばかり言ってもあまり伝わらないと思うので実際に動画でそのダンスや表情を見てほしい。
あまりにもどの動画も素晴らしいのだが、とりあえず幾つか紹介する。
出典元
出典 https://www.youtube.com/watch?v=wTNiwXqkWbw
いや、改めて何度見ても、、、、かっこよすぎる。
強く、柔らかく、軽やかに、猛々しく
「柔」と「剛」の二つが備わっている上に素晴らしいのはその「表情」
心から曲に入り込み、全てをひねり出すように表現しているように見える。故にその曲自身が踊っているかのように感じてしまう。
ダンスは身体を使った「芸術」ということを改めて思い知らされた気がする。
実は私自身が今でもストリートダンスをしている身だ。(ジャンルは主にヒップホップのNewやLAと呼ばれるもの)
だからこそ、余計に彼女の動きや表現力に圧倒されてしまうのかもしれないが、世界中の有名なコレオグラファー(振付師)、特に同じようなNew Schoolに近いジャンルの人と見ても頭一つ分とび抜けているように思う。
もちろん好きなタイプがあるので、絵と同じで誰が一番などはない世界だ。
ただ、誰がどう見ても”何か”を感じられるという点は彼女が一番と言っていいだろう。
Sugawara Koharuの経歴
出典元
性別:女性
誕生日:1992年2月14日
出身地:千葉県
身長:約170cm
10歳の頃よりモーニング娘に触発され、ダンスをはじめる。
その後、高校を卒業するまでにコンテストで個人としてもチームとしても多くの賞を受賞する。
そこから18歳で単身ロサンゼルスでダンスのために渡米し、そこで撮影した動画などがYoutubeで爆発的に再生され世界各地から多くのWS(ワークショップ)の依頼が来る。
日本のみならず世界で毎年多くのWSをやりながらも振付師やバックダンサーとしても活躍。
<主な相手>
振付師として
- 三浦大知
- 倖田來未
- クリスタルケイ
- 少女時代
- 2NE1
バックダンサーとして
- SMAP
- 安室奈美恵
- Rihanna
- 少女時代
ダンスは誰のバックダンサーをやったから上手い、偉いという世界ではない。
それでも彼女のダンスはどんなアーティストからも呼ばれるほど魅力的である。
それはあの圧巻的な表現力と「剛」と「柔」を兼ね備えた動きににあるのではないか。
どのシーンを切り取ってみても、そのシルエットは完璧なまでに綺麗な一つの絵になる。その表情はその音に合わせて一瞬一瞬に変化し、一つの絵になる。
それがわかるのが、今回新たに発表された”BARNEYS NEW YORK”25周年の新CMだ。
https://www.youtube.com/watch?v=J64b2H6DR-k
一つ一つのシーンが「一つの絵」となっているのをお分かりいただけただろうか。
私は今まで、Shaun EvaristoやKeone Madrid、Brain Pusposといった世界トップのダンサー兼コレオグラファーのレッスンを受けたことがある→ここ自慢。
その誰もが素晴らしく、Shaunのダンスを生で見た時は泣きそうになったほどだ。
が、それでもそのトップダンサーたちのレッスンと彼女の1レッスンどちらを受けるかと聞かれたら即答するだろう。
「Sugawara Koharu」と。
もっとよく彼女を知りたいと思った方は先日放送された「情熱大陸」での彼女を見てみるといいだろう。彼女のダンスへの想いを知ることができる。
同じ女性として尊敬すると共に、これからも目がはなせない。
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