クラゲはお好きですか?
私はクラゲがとっても好きだ。
水槽の中で光を浴びて綺麗に輝きながらも、ゆらゆらと気持ちよさそうに水の中を漂っている姿を見ていると、とっても癒されるからだ。
そんなクラゲが好きな人は特に必見のアニメをご紹介する。
別にクラゲ好きでなくとも、ほんわか気分やくすっと笑えたり、切ない恋などが好きな方も大いに楽しめる作品だ。
それがアニメ「海月姫」である。
2010年10月14日にフジテレビ“ノイタミナで放送
出典 http://goto-keita.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-5804.html
あらすじ
<<男子禁制のアパート「天水館」。そこには、筋金入りのヲタ女子たちが幸せに暮らしてた。
クラゲをこよなく愛する主人公「倉下月海」
着物や人形などの和モノオタク「千絵子」
三国志マニア「まやや」
鉄道ヲタク「ばんば」
枯れ専「じじ様」
彼らは自己の趣味を極め、それぞれ独身という名の青春を謳歌している女性たち。「男はいらない」(正確にはできない)自らを「尼~ず」と呼ぶ彼女たちの、風変わりでマニアックながらも幸せな日々は、ある日現れたひとりの美しい女装男子によって、少しずつ変化していく、、、、>>
ヲタ女子シンデレラストーリーという新たなジャンルと言ってもいい作品である。
アニメ「海月姫」が楽しめ理由その1
OPとEDが素晴らしい!!!
ちょうど五年ほど前に深夜帯にやっていて、本編はほとんど見れなかったのだが思わずEDだけで気に入ってしまった作品だ。
OPには「チャットモンチー」の「ここだけの話」
出典 https://www.youtube.com/watch?v=8qTaW7LRW9o
メロディーも歌詞も可愛い上に、映像も笑えて好き。
思わず鼻歌を歌いたくなるタイプの曲。
EDには「サンボマスター」の「君のキレイに気づいておくれ」
出典 https://www.youtube.com/watch?v=t3QyY_Uqm_g
元からサンボマスターを好きなのもあったが、歌詞がまさにこのアニメに合っているし、優しい応援メッセージが良い。
アニメ「海月姫」が楽しめ理由その2
キャラが異常に濃い!!!
映画でもドラマでもアニメでもトップレベルに重要なのが“キャラ”だ。
キャラが一人ひとり濃ければ濃いほど、それらが混じり合って面白くなる。
逆に言うとキャラクターが多すぎて一人ひとりの味が分散するとつまらなくなりやすいとも言える。
それは普段の日常生活でも置き換えることが出来るだろう。
あなたの周りでも濃い人はそれだけで面白いだろうし、好きな友達のメンバーも自然と自分にとっては濃いと言えるようなメンバーだったりしないだろうか。
この「海月姫」ではキャラクターがそう多くはない分、一人ひとりのキャラが立っていてい面白い!!元から「尼~ず」は皆オタクという設定の時点で、一人ひとりに特性がつけられるのだろう。
全てを三国志のキャラや歴史に置き換える「ままや」
肉レーダーを持った鉄道オタクの「ばんばさん」
自分で和人形を作っては愛でる「千絵子」
枯れ切ったじじぃ好きの「じじ様」
イケメン美女の「蔵ノ介」
イケメンなのに堅物で童貞の兄「修」
ど真面目からプライベートは無茶苦茶な首相
などなど。
話し方から性格、見た目、設定などが一人ひとりかなり面白くできている。
アニメ「海月姫」が楽しめ理由その3
小ネタやギャグが面白い!!!
全員極めきったオタクであり、かつ男性経験など皆無なために
「おしゃれ人間」と呼ばれる普通の人々(オタクじゃない人)や「スーツ社会人」など自分達とは違うと思った人間とは一切かかわろうとしない。
それどころか、そういった「おしゃれ人間」などから話しかけたり、裸をみてしまったりすると「石化」することで状況を回避しようとする本能があったりする(笑)
2話目から蔵ノ介に「もしかして、処女?」と聞かれた瞬間にガキンッーー!!と石化する。その他にも「尼~ず」は面白特性を持っている設定があったりと小ネタが面白い。
また毎回のタイトルが何かしらの映画をもじったものになっている。
例えば1話目のタイトルは「セックス・アンド・ザ・アマーズ」
これは明らかに「セックス・アンド・ザ・シティ」だろ(笑)
以下
2話目「スキヤキ・ウエスタン・マツサカ」→「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」
3話目「魔法をかけられて」→「魔法にかけられて」
4話目「水族館で逢いましょう」→「厨房で逢いましょう」
5話目「私はクラゲになりたい」→「私は貝にないたい」
以下のタイトルも全て映画のタイトルをオマージュしていて一々面白い。
第9話は「真夜中のカウボーイ」が「真夜中のチェリーボーイ」などとなっており流石に笑った。
「海月姫」が実写化!?
そんなアニメ「海月姫」が去年、「能年玲奈」を主役に実写化されていた。
出典 http://otajo.jp/43515
私も気になってはいたものの、やはり思い出のあるアニメの実写化というのは観るのが少し怖いもので観ていなかった。
とか言いつつもこの記事を書いていたらyoutubeのほうでもすでに映画が上がっているので観てしまった(笑)
結果としては、、、、100点中72点!!!
はい、完全個人的感想!(笑)
思っていたよりは全然よかった。
何よりも配役と俳優たちのキャラ作りが素晴らしい!
実写化で最も大切になるのが、配役だろう。
どのキャラも話し方や設定の動き方が作り込まれていて違和感はあまりなく観られた。
流れもほとんどアニメを再現している。
流石に最後はちょっと異なっているが、無駄に変なオリジナリティがないのもグッド。
ただ、元の「海月姫」という原作の漫画もアニメもそれほどインパクトや派手さはないストーリーで日常系なので、映画にするとどうしても盛り上がりには欠ける。
つまり映画向きではないように思えた。あともうちょっとドレスをキレイに、、、
ただ、実写化としては良い方に部類していいだろう。
興味のある方は、YoutubeかTUTAYAで借りてご覧になるといい。
まぁそれよりまずはアニメ「海月姫」をオススメする。
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