こんな光景見たことない。
地球の新たな不思議がメキシコで発見された。
それは、水の底に「川」がある光景だった。
出典 (C)Anatoly Beloshchin
どうだろう。この摩訶不思議な光景は。
これは、ロシアの水中写真家Anatoly Beloshchinさんが、ユカタン半島にあるセノーテという陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸の1つを訪れた時に撮られたものだ。
セノーテを30mほど潜っていくとそこに、、、、
出典 (C)Anatoly Beloshchin
出典 (C)Anatoly Beloshchin
出典 (C)Anatoly Beloshchin
まず、あまりにも水が透明すぎてびっくり。
天然の井戸らしいが、30メートルの水深でこの水の透明度は一体どうなってるんだ。
なぜ水の底に「川」ができたのか!?
みさなんが真っ先に頭に浮かんだ疑問は、「何で水の底に川ができるの!?」だと思う。
ではその秘密を発表しよう。
実は、この「川」の正体は、、、、、、
「塩水」!!!
セノーテの水は真水で、この「川」の水は塩水なのだ。
忘れている人もいるかもしれないが、真水よりも塩水の方が密度が高く、密度が高いため重たいということは高校の理科でも習うことの1つ。
しかし、それだけではこのような綺麗な「川」は出来ない。
秘密は、この「川」は硫酸水素ナトリウムが溶け込んだ塩水で、普通の塩水よりもさらに重いことにある。
つまり、簡単にまとめると、同じ容積の液体ならば「水」よりも「水+塩」の塩水の方が重く、さらに「水+塩+硫酸」である硫酸水素ナトリウム溶水は重くなります。
透明度がとても高いセノーテの水の中だからこそ、これほどはっきり「川」が見え、さらには硫酸水素ナトリウム溶水という稀有な要素が加わることで水の底に「川」が出現したのであった。
この「川」の中に潜っていく様子はまるで、雲の中に入っていくかのように見える。
<5:10秒あたりから潜り始める>
出典 https://www.youtube.com/watch?v=iHBvKDOfWil
「ヒェッ」
と思わず変な声が出たのは秘密。
とても綺麗で幻想的な風景であると同時に何か引き込まれる怖さがある。
もし、メキシコを訪れる機会があったら是非チャレンジしてみよう。
私は絶対しないが。
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