「サンドアート」なるものを知っているだろうか?
砂で作る「彫刻」を見たことがある人もいるかもしれない。
それも一つの「サンドアート」と言える。
出典 https://goo.gl/QzJmG3
確かに、こういった物体として作り込まれた芸術や絵画のような半永久的な美というのもいい。
好きな作品なら飽きずに見ていられる。
しかし、私はダンスという芸術スポーツ活動をするせいか、その場その場で変わっていったり、一瞬の芸術というものをより好む。
そのために「サンドアート」は「サンドアート」でも、物体としての「美」ではなく動作としての「美」を追求した「サンドアート」に目を奪われた。
それが、「砂」で物語を作り上げる「サンドアート」である。
それはバックライトでガラスの上の砂を照らし、その様子をで頭上からライブ中継し、次々と砂絵を描いていき物語を展開させていく手法。
まるで一つのアニメーションを見ているかのような感覚だ。
有名なサンドアート作品
それではここでいくつか有名なサンドアート作品を紹介したいと思う。
Kseniya Simonova(クセニア・シモノヴァ)
ウクライナ出身の砂絵アーティスト。
アメリカ初で世界各国でもマネされているテレビ番組ゴット・タレントのウクライナ放送で優勝、この時のPVで世界的にも有名になった人。
日本の坂本龍一さんがTwitterで絶賛したことでも日本の知名度もあるアーティスト。
戦争の中でのある夫婦の物語を描いている。
一瞬一瞬で変わっていくその動く芸術に目を奪われる。
「え。こんな綺麗なのに消しちゃうの!?」と言いたくなるが、その後の展開を見ている内に引き込まれていく。
曲に合わせて、生で行われるのがすごい。
そして、その砂による変幻自在の物語もそうだが、Kseniya さんの荒々しい感情を込めた動きも芸術的で好きだ。
感情「絵」に込めるのではなく「砂」に込めているのが分かる。
そんなKseniya さんが日本人アーティストの阿部芙蓉美さんとコラボしたミュージックPVがある。
曲自体が好きで、聴いて、見ているとなんだか心が安らいでいく。
出典元
こんな作品もある。
大人気漫画・アニメの「ワンピース」の砂絵
出典元
モチーフになっているのは主人公のルフィと兄エース。
ワンピース好きの人には嬉しい作品かもしれない。
あなたもサンドアートが出来ちゃう!?
実は、このサンドアートは習うことが出来る。
サンドアート教室で初心者の方でも受けられる。
まぁ初心者じゃない人が受けるわけないが(笑)
こちらのサイトで詳しく情報が載っている。
これまで100人以上の方が受講しているそうで、自分の映像作品を作ることもできるそうだ。
ヒーリングミュージックとアロマの中で癒されながら出来るそうで、何か新しいことを始めてみたい方や、サンドアートをやってみたいという方は是非チェックしてみよう。
道具に頼らず、指と爪だけで作り上げる砂の芸術。
たまには、「絵」ではなく「砂」を
たまには「静」でなく「動」の 芸術はいかがだろうか。
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