『まさに下町ロケット!』H2Aロケットから見るこれからの宇宙ビジネスの可能性

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阿部寛を主演にドラマ化もされ、最近話題の「下町ロケット」

下町にある町工場が作り出すロケットの部品や技術に焦点を当て、それに男のプライドや夢、葛藤、深くも暖かい人間模様や大企業との痛快な攻防戦を描いた一作である。

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このドラマでも最大の特徴と言ってもいいのが、日本の「宇宙ロケット」に関わる部品や技術力、そして「宇宙ビジネス」に焦点をあげ取り上げている点だ。

 

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実はこれから「宇宙ビジネス」が日本でも大きく展開していくかもしれないのだ。

 

それも何十億どころではなく何兆円という規模のお金で

 

 

H2Aロケットの打ち上げに成功

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「H2Aロケット29号機」が今月24日、商業衛星だけを載せた国産初の純商業打ち上げに成功した。

 

まず「H2Aロケット29号機って何なの?」「その打ち上げに何の意味があるの?」といった疑問がわくかもしれない。

 

 

「H2Aロケット29号機」って

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「H2Aロケット29号機」とは、JAXAと三菱重工業株式会社が共同で開発を進めている新しい大型ロケットのこと。

 

つまり、国ではなく、民間が制作したロケットということだ。

 

現在JAXAは、国際宇宙ステーションに実験機器や食料、衣料などの補給物資を運ぶための宇宙ステーション補給機を開発している。この宇宙ステーション補給器を打ち上げることが、「H2Aロケット」の第一目的のようだ。

そして、民間の商業衛星打ち上げや、部品・技術の受注を拡大し、国際競争力を確保していくことが民間としての目的だ。

 

この二つの目的のために生まれ、打ち上げられた「H2Aロケット」

 

打ち上げに成功した日には、関係者や見学者だけでなく種子島民全員が沸いた。

それは宇宙ビジネスが軌道に乗れば、地元の観光や経済活性化につながると期待されているからだ。

 

打ち上げ場所となっている「種子島」の経済効果が上がることはもちろんのこと、日本全体でもこれから宇宙ビジネスが大いに盛んになってくる。

 

なぜか?

それは莫大なお金が関わってくるから、そしてそれに成功する可能性があるからだ。

 

日本の技術力で、ライバル国に勝つ

 

宇宙ビジネスは、すでにヨーロッパやロシア、中国などがまだまだ上位に君臨しており日本との差はある。

 

今回の「H2Aロケット」の打ち上げにかかったコストは約100億円

対する世界の平均は70億円

 

このままでは勝てない。

 

ここで、「下町ロケット」の佃製作所のような日本の小さくても高い技術力を持つ会社や工場の出番である。

 

現に、今回の「H2Aロケット」においても、先端部分を作っているのは岡崎製作所という従業員280人、エンジン部分の制作は三光製作所の従業員49人、打ち上げ支援装置は東洋航空電子の従業員230人、断熱材を任されたオービタルエンジニアリングにいたっては従業員は10人である。

 

どの部品や技術に関しても、その分野において最先端であり世界トップの会社である。

 

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(色んな部分に色んな部品がたくさん使われているのが分かる)

 

 

これらの決して大きいとは言えない会社の高い技術力によって今後の日本の「宇宙ビジネス」は飛躍していく可能性を秘めている。

 

打ち上げコスト軽減のため、今後考えられているのが自動車や航空機の部品、つまり現在多くある部品を共有して材料コストを一気に減らすこと(これで約50億軽減まで予測されている)、それに機体を回収して使いまわすために打ちあがったロケットが垂直に帰ってくる技術や羽をつける開発も進んでいる。

 

これらにより最終的には70億円ものコストダウンを目指しており、それが実現されれば日本は世界でトップの「宇宙ビジネス」を展開していくことになる。

 

また、現在夜でも雨でも関係ない宇宙に大きなソーラーパネルマシンを置いて、それをマイクロ波で地球に送るソーラー発電の開発が進んでいる。

 

これの最大のネックが「打ち上げコスト」

つまり、逆に言うと今後「打ち上げコスト」さえ落とせることが出来ていけば、「宇宙ビジネス」で日本が大いに発展していけるかもしれないのだ。

 

 

そのためにも「下町ロケット」のような高い技術力を持った日本の企業を応援したい。

 

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