俳優・生田斗真が主演の映画『脳男』(瀧本智行監督)の公開初日舞台あいさつが都内劇場で行われ、舞台あいさつには他に二階堂ふみ、松雪泰子、江口洋介、太田莉奈が登壇した。
曲者役者揃いの中で一人、独特な雰囲気を漂わせた18歳の二階堂ふみ。
彼女が驚きの撮影裏の秘話と当時の気持ちを語った。
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生田斗真に首絞められ落とされた
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この日の舞台挨拶で、撮影中に生田斗真に首を絞められ、失神したエピソードを持ち出し「みんな死ねって思ってました」と容赦無い口調で、生田らキャストを苦笑させた。
強靭な肉体と高い知能を持ちつつも人間としての感情を一切持たず悪を抹殺するために生きる脳男(生田)が、連続爆弾魔・緑川(二階堂)の首を締めるシーンがあった。
問題のシーンはここで、生田は「監督から『もっと締めて』と言われてしのびなかったんですけど、グッとやったらふみちゃんがガタッと落ちてしまって…超トラウマになってます」と懺悔した。
二階堂は「なんかいきました、ふわって。未知の体験でしたね」と語っていたが、 “脳男”の首締めを受けた二階堂は「『みんな死ね』って思いました。落ちたときも『死ね』と思った」と、可愛く語っていた。
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また、二階堂は監督から厳しい減量を指示されたといい、「成長期だから全然痩せないし。『早くこの現場終われ』って思ってた」と毒舌全開で「お米食べられないし甘いの食べられないしなんだよって」とここぞとばかりに恨みを放った。
瀧本監督は「二階堂さんには一番、死ねって思われてた。『殺す殺す』って目で見られてました」と恐縮。
それはそうだろう。
一方で二階堂は悪役について「楽しかった。共感できないからこそ一線を張ってできる芝居」とも回顧。映画のためにも参考にしたのが映画「ダークナイト」「羊たちの沈黙」「ミザリー」「時計じかけのオレンジ」と語った。
脳男のあらすじ
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街では残忍な爆破事件が多発していた。
刑事の茶屋(江口洋介)は捜査を続けるうちに鈴木一郎と偽名を名乗る男(生田斗真)に出会い、男は爆破事件の犯人と見なされ、精神鑑定を受ける。
担当医となった精神科医の鷲谷(松雪泰子)は、男が高い知能や強靭な肉体をもつ一方で、感情が欠落している「脳男」であることを知る。なぜ彼はそのようなになったのか、また彼の目的は一体なにか。爆破事件は彼の仕業なのか。今までにない形のミステリーとなっている。
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