第39回日本アカデミー賞の主演女優賞に選ばれたのは
映画『100円の恋』で主演を演じた「安藤サクラ」であった。
「安藤サクラって一体どんな女優さん?」
「映画『100円の恋』のあらすじって?」
女優「安藤サクラ」の経歴
出典
東京都出身で現在30歳の安藤サクラさん
父親は俳優の奥田瑛二、姉は映画監督の安藤桃子、さらには旦那さんは
あの柄本明さんの息子である柄本裕さんという俳優一家。
父「奥田瑛二」さん
出典 http://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2013-10/kyokoandshuichi.html
旦那さんの「柄本裕」さん。
出典 http://matome.naver.jp/odai/2133187029649614901
私が「この女優さんは一体誰だ!すごい上手い!」と思わずネットで調べたキッカケになったのがドラマ「それでも生きていく」だった。
見た目は正直それほどパッとしなく、刑務所から戻ってきたばかりなのに非行にはしってしまうダメ女という役柄だったが、独特の空気感や間の取り方が印象的だった。
その後、映画「むきだしの愛」では、悪の教団教祖の右腕役として不気味で気持ち悪いとまで思わせる見事な演技を見せ話題となった。
普段は相当引っ込み思案なようだが、役に入ると一気に変わるというのはやはり女優だ。
「普段のサクラはとにかく人見知りで、人前に出るのが得意でなく引っ込み思案。思った事や感じた事を言葉にするのも苦手で、うじうじするタイプでした。だが、こと映画に関してはまるで別人。演じたい役は何が何でも手に入れてきた」
そんな彼女がついに主演として出演したのが、映画『100円の恋』。
最初は数スクリーンでしか上映されていなかったが、口コミで徐々に広がり人気となっているようだ。
映画『100円の恋』
出典 http://goo.gl/cloSR4
あらすじ
<<実家でひきこもり生活を送る32歳の一子(安藤サクラ)は、離婚して出戻ってきた妹とケンカしてしまい、やけになって一人暮らしを始める。なんとか100円ショップで深夜勤務の職にありついた一子は、その帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習を続ける中年ボクサーの狩野(新井浩文)と出会い、恋をする。しかし幸せも長くは続かず、そんな日々の中で一子は自らもボクシングを始める。>> 出典元
予告動画
出典元
ちまたでは、「女版ロッキー」と言われているように
何もかもが上手くいかない日々、何をやってもダメな女がボクシングと出会い、何かに全力で向かっていく姿が描かれている。
そんな挫折と再生をテーマとした誰でも熱くなれる映画だ。
出典 http://goo.gl/cloSR4
しかも、撮影にあたり10日間で10キロも落としたという。
ライザップいらず、、、。
ボクシングを始める前の姿からのビフォーアフターのためとはいえ、普通ではないその女優魂に恐れいる。
また、ボクシングについても
「ボクシングは中学3年生の時に少しだけやっていて、10数年のブランクはあっても、基礎はありました。ただ、やるからには、ボクシング関係者の方に『しょせん女優さんがやるボクシングでしょ』というふうには絶対に思われたくなかった。
出典元 http://news.walkerplus.com/article/53523/
こんな気持ちで役に取り組み、演じているからこそのアカデミー賞受賞だったのだろう。
どこまでも泥臭く、深く演じる姿がかっこいい。
これからも映画やドラマで今以上に活躍していくだろう
「安藤サクラ」に注目だ。
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